- 妊活
- 医療従事者監修
妊活ゼリー(ジェル)の効果的な使い方を徹底解説
本記事の監修者
藤本 彩巴(ふじもと あやは)
胚培養士。宮城県出身。
山形大学農学部食料生命環境学科卒業。
みなさんは妊活ゼリー(妊活ジェル)を使ったことはありますか?
どんなものかは知っていても、あまりなじみがなく使ったことがない方も多いのではないでしょうか。
今回は妊活ゼリーの効果的な使い方や、使うときのポイント・注意点などをわかりやすく解説します。
妊活ゼリー(妊活ジェル)の使い方
まずは妊活ゼリーの具体的な使い方を紹介します。
- 妊活ゼリーを使用する前に手・指を清潔にする。
- 適量を指先に取り、局部の必要な部位に塗布する。
妊活ゼリーの使用方法は通常の潤滑剤とほとんど同じなため、簡単に使うことができます。
性交渉をスムーズに進めることができるように、適宜妊活ゼリーの量を調節し使っていきましょう。
妊活ゼリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
妊活ゼリー(妊活ジェル)を効果的に使うポイント
妊活ゼリーは通常の潤滑剤とは少し違うもののため、使い方にポイントがあります。
ここではそのポイントについて解説していきます。
直接塗布する場合
妊活ゼリーは基本的に直接塗布して使いますが、その際ポイントになるのが「塗布のタイミング」です。
妊活ゼリー特有の成分などは性交渉の直前に塗布することで効果を最大限発揮することができます。
そのため、塗布してから時間をおいてしまうと効果が薄くなってしまう可能性もあるため、できるだけ性交渉の直前に塗布するようにしましょう。
また、通常の潤滑剤の場合、殺精子剤が含まれている可能性があるため併用することも避けましょう。
シリンジを使って注入する場合
近年はマスターベーションで採取した精液を、シリンジ法のキットという針のない注射器のようなもので膣に注入する、という方法を使っている方が増えてきています。
膣に妊活ゼリーを使うなら、このシリンジ法のキットで注入してしまっても問題ないのでは?と思う方もいるかもしれません。
ですが基本的にはシリンジ法のキットを用いて妊活ゼリーを注入することは推奨されていませんので、併用しないようにしましょう。
従来の目的でシリンジキットを膣に挿入する際に、スムーズに挿入できるよう事前に妊活ゼリーを使うことは問題ないので、痛みや抵抗がある場合はあらかじめ塗布しておきましょう。
妊娠率が高まる?タイミング法での活用について
妊活ゼリーを使って妊娠を目指す場合、合わせて進めるとよいのがタイミング法です。
タイミング法とは、検査等によって妊娠しやすいとされるタイミングを予測し、その日に合わせて性交渉やシリンジ法を行い妊娠を目指す方法です。
妊活ゼリーは精子の動きが悪くならない粘度、精子を殺さない成分など妊娠の手助けとなるアイテムのため、タイミング法と合わせることでより妊娠を目指しやすくなります。
また、このタイミング法はいくら女性側が妊娠しやすい日であっても、通常の潤滑剤を使うことで精子の動きが悪くなってしまってはあまり意味がありません。
そういった面でも妊活ゼリーとタイミング法を併用するメリットは大きいのです。
妊活ゼリー(妊活ジェル)の赤ちゃんへの影響について
妊活ゼリーが通常の潤滑剤と違い少し特殊なこと、直接体内に塗布するものであることから赤ちゃんに影響があるのではないか…と心配になる方もいるかもしれません。
しかし妊活ゼリーとして販売されているものはしっかりと安全基準を満たし、妊活用として販売されているので問題はありません。
また、妊活ゼリーが赤ちゃんに影響がある、不妊治療中は使わないほうがいいなどのデータも確認できませんでした。
もしも不安な点がある場合は、医師に相談する・事前に製品の成分を調べておく、など少しでも不安を取り除いてから取り入れてみましょう。
赤ちゃんへの影響や妊娠率については、こちらの記事をご覧ください。
【体験談】こんな時に使っています
ここで、実際に妊活ゼリーを使った方の体験談を紹介します。
自己流で妊活を始めてから2周期目から取り入れてみたところ、1発で妊娠しました。
他の方も仰るように、今回たまたまという事もあるかもしれませんが、気休め程度で取り入れてみても良いかなと思います。
ただ、産み分けについて以前調べて少し知識があったので、なんとなく本商品を使うと男の子になりそうだな〜と思っていたところ、見事に男の子でした(笑)
もちろん偶然かもしれないですし、勝手な憶測なので女の子が産まれた方もいるかもしれませんが、絶対に女の子が産みたい!という方は、ピンクゼリー等を使用する事を個人的にはオススメいたします。笑
性別はどちらでも、とにかくすぐにでも妊娠したいという方には取り入れてもらっても良い商品だと思いました。
引用:Amazonレビュー
こちらの方もおっしゃっている通り、妊活ゼリーだけに頼るのではなく、タイミング法と並行するなどの工夫をすることで有効的に使いましょう。
妊活ゼリー使用例紹介(meetaうるるジェル)
妊活ゼリーの使用例を実際の商品「meetaうるるジェル」というものを参考に紹介します。
まずは使用の前に手・指を清潔にします。
妊活ゼリーは通常の潤滑剤と比べ雑菌等が入らないよう作られています。
ですが、妊活ゼリーがからだに優しい成分であっても、手に雑菌等が残っている場合は塗布する際に一緒に入ってしまう可能性があるため、手や指を清潔にするよう意識しましょう。
その後、適量を指先に取り、局部の必要な部位に塗布します。
meetaうるるジェルはノンアルコールの商品のため、普段アルコールで肌が荒れてしまう方でも、塗布の際に安心して使用することができます。
meetaうるるジェルが選ばれている理由
このmeetaうるるジェルですが、妊活ゼリーの中でも多くの方から選ばれている商品でもあります。
ここではその理由についてまとめていきます。
meetaうるるジェルは、タイミング法での性交渉時やシリンジ法に取り組む際に、快適で安心なサポートを提供することを目指して開発された商品です。
具体的な項目は以下の通りです。
1.精子の活動を妨げない水溶性(粘度調整)
2.精子に適したph値
3.善玉菌の活動をサポート(乳酸菌発酵乳エキス)
4.うるおい成分配合(ヒアルロン酸・コラーゲン)
5.肌に優しいノンアルコール
このように、meetaうるるジェルには妊娠の手助けとなるはたらきがしっかりと含まれており、性交渉の際のみならず、デリケートゾーンのデイリーケアにも使用することができます。
そのため妊活のサポートアイテムとして多くの方から注目されているのです。
まとめ
妊活ゼリーはその名前の通り、妊活の手助けになるアイテムです。
ですがそれよりも大事なのは妊娠しやすい環境づくりであり、それを継続していきながら同時に使うことです。
また、精子の動きを阻害しないと言っても、元々の精子の運動率が悪い場合、その状態を改善するわけではありません。
そのためまずは、自分のからだがどのような状態なのかをパートナーときちんと把握することから始めましょう。
本記事の執筆者
ベビーライフ研究所編集部
ベビーライフ研究所では、妊活に取り組む多くのご夫婦に向けたタイミング法キットや栄養補給サプリメント等の商品を取り扱っています。
私たちが長年培ってきた妊活の知識や経験を活かして、より多くの方に正しい情報を発信いたします。
お得なクーポンを随時配信!
本記事の監修者
藤本 彩巴(ふじもと あやは)
胚培養士。宮城県出身。
山形大学農学部食料生命環境学科卒業。
生殖補助医療胚培養士資格、体外受精コーディネーター資格を取得。生殖細胞の操作以外にも、患者様夫婦とお話をする機会があり、その際、不要な治療を続けているご夫婦が多いことに気がつき、現在は食事・運動・睡眠の見直しを促す発信をしている。不妊治療はあくまでサポートであり、対処療法に過ぎないため、本来の身体の機能を最大限発揮できるようなポイントを、ご本人の生活に寄り添った内容でお届けしている。