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妊活で夫がたたない原因は?ED(勃起不全)による男性不妊の解決方法

コラムイメージ写真

男性の性器は非常にデリケートなもの。体調やメンタルの些細な変化でも影響が出ることがあります。

例えば妊活中の性行為において、たたなくなってしまった経験はありませんか?

このような症状をED(勃起不全)と言いますが、妊活におけるEDには様々な要因が関わってきます。

今回は、タイミング法を進めているカップルや男性不妊に悩んでいる方に向け、EDの根本的な原因や対処法について詳しく解説していきます。

妊活でたたない経験を持つ男性は50%以上?

実は、妊活中にたたなくなってしまう症状の経験がある男性は少なくありません。

株式会社アルファメイルのアンケート調査によると、実に55%の男性が排卵日にたたなかった・うまく行為が出来なかったと回答しました。

出典:https://plus.nightprotein.jp/articles/294

もちろん、回答した男性全てが継続的なEDというわけではありませんが、頻度が多くなればそれだけ妊活が難しくなるほか、年齢を重ねるほどその割合は高くなっていきます。

妊活で夫がたたない原因・EDの種類

ではEDの原因にはどのようなものがあるのでしょうか?1つ1つ見ていきましょう。

排卵日のセックスにプレッシャー・義務感を感じている(心因性ED/機能性ED)

まず原因として多いのがセックスにプレッシャーや義務感を感じてしまうことです。

妊活中のセックスは「子供を作るため」といった考え方が強くなってしまいがちです。

また子供を作るために排卵日に重きを置くと、その1回が普段のセックスより重要、大切にしなきゃ…とプレッシャーになってしまいます。

そのため行為自体が義務的に感じられたり、なかなか子供ができないという焦りやプレッシャーでEDになってしまう可能性があります。

セックスをしない妊活方法の選択肢として「タイミング法キット」があります。ぜひご検討ください。

妻を性的な対象に見れない(妻だけED)

マスターベーション等では勃起できるのに、妻との行為時には勃起できないことを「妻だけED」と言います。

こちらも先ほど紹介した心因性EDの一種で、妻への考え方などから起こるEDです。

主な理由として、結婚して妻を家族として見るようになった・妻との行為がマンネリ化してしまったなどが挙げられます。

また、心因性EDのような妊活のプレッシャーから妻だけEDになることもあります。

加齢による機能低下(器質性ED)

器質性EDとは血管や神経の障害、ホルモン分泌の異常など身体的な要因で発症するEDです。

年齢を重ねると身体機能の低下によるEDが起こる場合もあります。

これは加齢による男性ホルモンの減少や、血行の悪化によって起こるものであり、年齢を重ねるほどその確率は高くなります。

器質性ED自体は加齢以外にも原因となるものがあるため、若年層でも発症の可能性は存在します。

糖尿病やうつ、肥満、高血圧などが関係してくるものもあります。血管障害、神経障害、内分泌機能低下が主なものとしてあげられます。

ED(勃起不全)を乗り越えるための対処法

このようにEDには様々な原因があり、その対処法はそれぞれの原因によって違います。

心因性ED・機能性EDの場合

心因性ED/機能性EDの場合、何が原因になっているのかをまずは把握するためにも、心理療法(カウンセリング)が有効です。

専門家によるカウンセリングを複数回受けることで、何が原因か、心の状態を探り対処法を見つけていくことが可能です。

またそれと同時に、ED治療薬を使用することも有効なため、使用の検討をしましょう。

妻だけEDの場合

妻だけEDも心因性EDと同様にカウンセリングを受けることが有効ですが、受ける際はパートナーと一緒に受けるようにしましょう。

その際、急に伝えるのではなく事前に話し合い、お互いの考えや向き合い方を伝えておくこともとても大切になってきます。

もし妻との性行為へのマンネリ化がある場合は、性行為の場所や環境に変化を加えることを相談するのも良いかもしれません。

また、生活習慣の見直しもEDの治療に大切な要素です。

自身の生活習慣を整えるとともに、妊活に向けた身体作りを意識してみましょう。

近年は、性行為を用いずに妊娠を目指すシリンジ法というものも多く使われていますので、そちらの使用も検討してみてください。

シリンジ法について気になる方はこちらから。

器質性EDの場合

器質性EDの場合は心理的要因ではないため、主にED治療薬の投与や生活習慣の改善から始めます。

ED治療でよく使用されるのは「PDE-5阻害薬」という薬で、こちらは陰茎海綿体にあるPDE-5という酵素の働きを抑え、陰茎の血流をアップさせる効果があります。

勃起には陰茎の血流がとても大切なため、器質性EDには効果的です。

このほかにもED治療薬には様々な種類があるため、まずは医師と相談し、どの治療薬にするか決めましょう。

またそれでも効果が出ない場合、内服薬以外にも治療方法は存在するため、合わせて検討していきましょう。

まとめ

もしEDと診断された場合、子供が作れなくなるのではと不安になる方もいると思いますが、EDはしっかりと治療していけば改善できるものです。

また現在は性行為を用いないで妊娠を目指す不妊治療にも、多くの選択肢があります。

そのため、もしEDになっても妊娠をあきらめる必要はありませんが、まずはEDになる前に生活習慣の見直しや健康的な食生活など、予防しておくことを心掛けましょう。

また、普段からパートナーとお互いの気持ちや意見を伝えあい、お互いの心情を尊重したペースを意識して無理のない妊活を進めていきましょう。

本記事の執筆者

ベビーライフ研究所編集部

ベビーライフ研究所編集部
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私たちが長年培ってきた妊活の知識や経験を活かして、より多くの方に正しい情報を発信いたします。

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