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シリンジ法とは?メリットデメリットや妊娠成功率アップのコツとやり方

コラムイメージ写真

妊活は男性女性ともにつらいことが多く、仕事との両立で時間を確保するのが難しい、パートナーとタイミングを合わせることがなかなかできない、といった声を多く聞きます。

妊活での通院などにあまり時間がかけられない…費用も少しでも抑えたい…そんな悩みを抱えているカップルたちの間で、話題となっているのが「シリンジ法」という妊活方法です。

このシリンジ法という言葉、最近でこそ少しずつ認知されてきていますが、あまり聞いたことのない方も多いのではないでしょうか。

【調査概要】調査対象:妊娠希望でラルーンに登録している女性 n=500 調査方法:インターネット調査 
調査期間:2021/12/30 ~ 2022/01/24

ベビーライフ研究所の行ったシリンジ法の認知度に関する調査では、83.4%の人がシリンジ法を知らないとしており、極めて低い認知度となっています。

シリンジ法という妊活スタイルはまだ世間に浸透していませんが、最新の妊活方法として、徐々に認知度を高めています。そしてこのシリンジ法は、上手く使えば費用や時間の負担を減らすことができ、妊活をスムーズに進める手助けになるでしょう。

ではこのシリンジ法とは、いったいどのようなものなのでしょうか。「聞いたことはあるけど詳しく知らない」「試してみたいけど、少し怖い…」

この記事では、シリンジ法とはどのような方法なのかという疑問から、シリンジ法の具体的な進め方、メリット・デメリットまで詳しく解説していくので、そういった方にもシリンジ法への理解を深めていただき、不安も解消してもらえると思います。

※タイミング法キットはシリンジ法のキットと同じものです

シリンジ法とは

シリンジ法とは、男性がマスターベーションで採取した精液をシリンジという針のない注射器のようなものを使って、排卵期に女性の膣内に注入するという方法です。

このシリンジ法の「シリンジ」とは主に

  • 液体の注入、吸引に用いる器具のこと。注射器や洗浄機、スポイトなど。
  • 霧吹きなどを使って植物の葉に水分を与えること。

といった意味があり、シリンジ法は前者のことを指しています。

これだけ聞くと、注射器?なんだか痛そう…と思われるかもしれませんが、シリンジ法のキットは女性の身体への負担が少なくなるようデザインされているので、安全に行うことができます。また、シリンジ法は膣内に精液を直接注入するため、通常の性交渉と同じ効果が期待されていて、通院せずに自宅で行える新しい妊活の方法です。

そして妊活の中にはタイミング法という、医師に排卵日を予測してもらい、その日の前後に性交渉を行うというものもあり、シリンジ法はこのタイミング法の一種になります。

▼タイミング法に関連する記事▼
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タイミング法で妊娠しない原因は何?成功のコツと半年から1年で検討すること

しかしタイミング法はシリンジ法と違い性交渉が必要なため、仕事の疲れや妊活のプレッシャーからなかなか進められない…という声も耳にします。性交渉の際に、妊活のプレッシャーなどで性的な気分が失せてしまい勃起できなくなってしまうこともあり、タイミングが来ても性交渉が上手くいかない場合もあります。

また、パートナーとの働く時間の違いなどから時間の確保が難しい場合もあると思いますが、そういった際にこのシリンジ法を使えばそれらの負担を軽減することができます。ここからは、シリンジ法について詳しく見ていきましょう。

シリンジ法と人工授精の違い

シリンジ法は性交渉を行わずに受精を目指すため、人工授精と似ているもの?と感じた方もいるのではないでしょうか?

実はシリンジ法と人工授精には大きな違いがあります。先ほどタイミング法というものを紹介しましたが、人工授精はこのタイミング法で妊娠しない場合や精子の数が少ない場合などの次のステップとして行われるものです。

具体的には以下のようなケースで人工授精が選択されます。

  • 精子の運動性や数に問題があり、自然妊娠に困難がある場合
  • 性交障害(インポテンツ)やセックスレスの場合
  • 子宮頸管のトラブルなどによって精子の通過性に問題がある場合
  • 抗精子抗体が陽性である場合
  • 不妊の原因が不明な場合

そのため、シリンジ法のようにマスターベーションで採取した精液をそのまま子宮に注入するのではなく、採取した精子から運動良好なものを回収し、雑菌や死滅した精子を洗浄し排除したあと子宮内に精子を注入します。これにより、効率の向上や副作用の低減を図っています。

また大きな違いとしてはそれぞれにかかる費用です。人工授精は上記のように精液の調整などを病院でするため1回5460円(※保険適用。診察、内服薬、注射などは別途料金が必要)かかるのに対し、シリンジ法は1回600円程度で自宅にて行うことができます。そのほかの違いや生まれてくる子供に影響はあるのか、などの疑問をこちらの記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。

シリンジ法の成功率

次に皆さんが疑問に思うのは、本当に妊娠するの?という部分かと思います。シリンジ法は性行為における膣内への射精と同じように、男性から採取した精液を直接膣内に注入するため、通常の性行為と同程度の妊娠率とされています。

インドの不妊治療医ら(Kaberi Banerjee and Bhavana Singla)が発表した論文によると、年齢に関係なくシリンジ法は十分に妊娠する可能性があり、シンプルで使いやすく効果的な方法とされています。(通常の性行為における妊娠率と同様で、20代から40代と年齢が上がるにつれて妊娠率は低下していく。)

具体的な研究結果として、排卵予定日の前後でシリンジ法のキットを用いてタイミングをとり、排卵日6周期目までに妊娠した確率として、20~33歳で68.9%(29組)、33歳~36歳で42.8%(14組)、36歳以上で25.0%(12組)という妊娠率でした。

また、日本産婦人科医会によるとシリンジ法のキットを使わないタイミング法においても、原因不明の不妊症患者が6周期続けた場合50%の確率で妊娠をし、24周期続けた場合60%の確率で妊娠するとされています。
出典:9.タイミング – 日本産婦人科医会 (jaog.or.jp)

シリンジ法は性交渉をしないからといって妊娠の確率が大きく下がるということはありませんし、日本の不妊症看護認定看護師さんや、病院でのタイミング法においても推奨されている方法なので、安心して試していただけると思います。

こちらの記事では妊活、各不妊治療における妊娠率などをまとめています。ぜひご覧ください。

また、35歳以上のシリンジ法を活用した妊活で、先輩ママの体験談やアドバイスをまとめたこちらの記事も併せてご覧ください。

シリンジ法はこんな方におすすめ

シリンジ法は、どのようなお悩みを抱えているカップルにおすすめなのでしょうか。シリンジ法がおすすめなタイプをご紹介します。

シリンジ法がおすすめな男性

  • 挿入困難…性交時になると勃起状態にならない・保てない
  • ED…性交以外の刺激なら射精可能だが、性交時は射精まで至らない
  • プレッシャーが強く、妊活・不妊治療だと思うと性交が上手くいかない
  • 疲れが溜まっていて、性交する気持ちになれない
  • ストレスが強く、性交に気が乗らない

普段はそうでもないのに、妊活・不妊治療となると急に萎えてしまうという男性は少なくありません。男性の機能はとてもナイーブです。「頑張らなければ」「妻にガッカリされる」といったプレッシャーやストレスに非常に弱いのです。

▼ストレスが与える影響についてあわせて読みたい記事▼

シリンジ法がおすすめな女性

  • 性交痛がある
  • 性交に対して恐怖や嫌悪感がある
  • 性交が生理的に苦手
  • 疲れが溜まっていて、性交する気持ちになれない
  • ストレスで性欲がわかない

女性も、性交痛があったり、過去の記憶が傷になっていたりするなど、性交が苦手という方が少なからずいます。また二人目が欲しいのに、一人目を出産後ホルモンバランスが崩れたり寝不足が続いたりして、性欲が減退してしまう女性もいます。

こうしたお悩みがあり、どうしても夫と性交をすることに不快感や違和感を覚えるという場合は、無理をせずにシリンジ法を試してみてはいかがでしょうか。

シリンジ法が向かないケース

逆に、シリンジ法があまり向かないというケースもあります。例えば、身体面で自然妊娠が困難な方です。男性では、精子の数が少ない場合や、精子の運動率が低い傾向にある方にはシリンジ法はあまり向いていません。

また、女性では排卵障害のある方や卵管通過障害のある方には向いていません。そのため、シリンジ法を試す前に一度医師に診察してもらうこともとても大切です。

シリンジ法のメリット

シリンジ法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。シリンジ法を試してみるメリットについてピックアップしてみましょう。

1.痛みなどがほぼない

性交痛を感じる女性であっても、細くなめらかな形状であるシリンジ容器を挿入するだけなので、ほとんど痛みを感じることがありません。

性交は膣や下腹部、腰、股関節などの痛みが強いのであまりしたくない、という女性にも、痛みを感じずに妊娠のチャンスを作ることができます。

2.性交をしなくても妊娠のチャンスが作れる

性交をしない……つまりセックスレス状態が不妊の原因になっている場合、男性も女性も解消までそれぞれ悩み多き日々を過ごすことになるでしょう。

セックスレスでも夫婦仲は非常に良いというカップルもいます。そういったカップルが、子どもが欲しいのにセックスレスであるがゆえに、夫婦仲をこじらせてしまったらとても切ないですよね。シリンジ法であれば、男性側がどんな方法であれ射精をすることができれば、その先へ進むことができます。性交をしなければならないというプレッシャーから逃れることができるのです。,

3.妊活のための性交が苦痛になっているカップルの気持ちを楽にする

タイミング法での妊活は、排卵日前後の5日程度を狙って連日で性交を行うことで、妊娠率の上昇が見込まれます。しかし、連日の性交ではストレスを感じるカップルも大変多いです。

そのような場合では、普段は通常の性交を行い、お互いの気持ちなどを確認しながら気分が乗らない時にシリンジ法を使うなど、タイミング法にシリンジ法を組み込むことで、ストレスを軽減しながらタイミングを取ることができます。

また、妊活や不妊治療のために、本来なら愛情の確認作業であるはずの性交が義務となり、苦痛になってしまっているカップルも少なくありません。

不妊治療という言葉で萎えてしまう男性、不妊治療というストレスで涙が止まらない女性もいます。そんな状態では、普通の生活にも悪影響が出てしまいますね。しかしシリンジ法なら、性交と妊活を別のものとしてとらえ、行動に移すことができるので、性交が嫌いになりかけているカップルの気持ちを楽にすることにつながります。

4.自宅で誰にも見られず、知られずにトライできる

現在はプライバシーが守られる待合室があるクリニックも増えてきましたが、まだまだ不妊治療で病院に通っていることが周囲に分かってしまうクリニックもあります。特に妊婦健診や赤ちゃんの健診でクリニックを訪れている女性と、同じ待合室や声が聞こえてしまう診察室で過ごすことは苦痛ですね。

シリンジ法は、自分たちの手で、自宅のベッドの上で行うことができるとてもプライベートな妊活法です。誰にも知られず、嫌な思いもせずに、二人の気持ちがかみ合った時にトライできます。

5.比較的低価格でトライできる

シリンジ法のキットは、まとめ買いをすれば1回あたり600円前後で販売されています。

低価格で妊娠の確立を少しでも上昇させたいと考えているカップルには特におすすめの方法となっております。

シリンジ法のデメリット

シリンジ法にはデメリットがあるのでしょうか。あるのであれば、事前に知って対処したいですよね。シリンジ法のデメリットについてもまとめました。

1.「性交をしなくてもいい」という認識がカップル間に生まれてしまう

シリンジ法は、本来性交がしにくい状況にあるカップルのための妊活法です。しかしシリンジ法に頼りすぎると、カップルの中に「妊娠さえできれば性交はしなくていいよね」という認識が生まれてしまう可能性があります。本来であれば、性交をして、赤ちゃんを授かることが最も自然な形です。そして性交は、妊娠のためだけに行うものではありません。

カップル同士、肌を合わせることで互いの愛情を確認し、より絆を強め合うという役も果たしています。性交がしにくい場合、授精に関してはシリンジ法を活用しても、キスやハグといった「触れ合い」を大切にして、互いに気持ちを高め合いたいですね。

2.慣れないとうまく注入できないことがある

これまで自分でタンポンや膣剤を挿入したことがあれば、シリンジ容器も比較的簡単に挿入できるでしょう。しかし初めてで、さらに緊張していると、膣がこわばってうまく注入できないこともあります。そんな時は妊活ゼリーなどを用いて、夫にリラックスさせてもらうなど工夫してみましょう。

3.不潔な手で行うと感染症の原因に

シリンジ法は、男性も女性も必ず洗った清潔な手で行わなければなりません。男性もマスターベーションを行いますし、女性も膣内に異物を挿入します。シリンジキットは使用直前まで密封されていますが、取り扱う手が汚れていては意味がありません。必ず清潔に洗われた手で扱いましょう。

シリンジ法の成功率をアップさせるためのコツ

シリンジ法は、妊娠の成功率を確実にアップさせる方法という訳ではありません。そこで、少しでも妊娠しやすくなるための方法をご紹介します。試してみてくださいね。

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産婦人科クリニックなどで検査を受けておく

まずは、シリンジ法を試す前に産婦人科で基本の妊娠検査を受けてみましょう。女性は卵管につまりがないか、子宮や膣の粘液は正常かなど、いくつかの項目を検査します。

男性は、基本的に精子の質や量についてチェックされます。精液は健康で奇形のない、前進力を持った元気で長命な精子が、たくさんいることで妊娠につながります。こういった検査をすることで、シリンジ法を試す意味があるか、それともその前に卵管や精管などのつまりや無精子症などの病気を治す必要があるのかが分かってきます。

治療はできるだけ若いうち、早めに受けておくことをおすすめします。シリンジ法を始める前に、できれば結婚前後に受け、何らかの問題が発見されたら速やかに対処しましょう。

産婦人科クリニックで排卵日予想をしてもらう

産婦人科クリニックで検査を受け、異常がないことをチェックしてもらったら、まずは「自宅でシリンジ法を試してみたい」と伝えてみましょう。クリニックでキットを買える場合もあります。その場合はクリニックで購入し、よく使い方を聞いておきましょう。

また、クリニックでは女性の検査を行うことで、排卵日の予想をある程度行うことが可能です。基礎体温系と比較しつつ、より正確な排卵日に近付けるよう工夫してみましょう。

妊活ゼリーを併用してみる

最近は、女性の膣内の潤いを補うための潤滑ゼリーに、妊活ゼリーと呼ばれるタイプのものが登場しています。一般の潤滑ゼリーは特に妊娠をサポートするような成分は含まれておらず、ただ女性の膣内に潤いをプラスするために使用されます。

妊活ゼリーは精子が生き延びやすい弱アルカリ性だったり、精子が動きやすいよう粘度が低くなっていたり、浸透圧まで体液に似るよう考えられて作られています。

女性の膣内はもともと酸性で、外的には強いのですが精子には向いていない環境です。ストレスなどがあると、余計に酸性に傾き、妊活を妨げます。

膣内にシリンジ容器を入れる段階で潤いがなく痛い場合や、ストレスや疲れを感じている場合などは、シリンジ法であっても妊活ゼリーを併用してみましょう。

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マスターベーションでも精液が採取できない場合は男性専門クリニックに相談

男性がマスターベーションでも精液を採取できない場合は、肉体的・精神的になんらかの問題がおきている可能性があります。そんな時は男性専用クリニックに相談し、精液を採取できない理由がどこからくるものなのかをはっきりさせましょう。

翌日に産婦人科クリニックで性交後検査を受けて注入できたかをチェックする

シリンジ法を行った翌日は、産婦人科クリニックで「フーナーテスト」という性交後検査を受けることで、シリンジ法が上手くいったか確認できます。 フーナーテストは性交後に女性の子宮頚管粘液を調べることで、精子が無事進入できているか調べる検査です。

必ず受けなければいけない検査ではありませんが、この検査を受けることで「ちゃんと成功したかな、シリンジ法はうまくできたかな」という不安を払拭することができます。

シリンジ法の方法・やり方

ここで、シリンジ法の具体的なやり方を解説します。

シリンジ法は、大まかに下記の4ステップで行うことができ、とても簡単です。

①マスターベーションにより、精液を採取する。
②精液を液状化(サラサラな状態に)させるため5~10分程度置く。
③精液をシリンジ容器で吸い上げる
④シリンジ容器を膣内に挿入し、精液を注入する

シリンジ法のキットにも多くの種類がありますが、基本的にはこのような使い方です。

シリンジ法のキットはネットで購入ができるほか、クリニックで購入ができる場合もあります。価格も1回あたり600円前後のものが多く、気軽に試せるのではないでしょうか。

それではここで、シリンジ法のキット「meeta」という商品を例に、さらに細かな使い方を確認してみましょう。

シリンジ法のキットの使い方例:meeta(ミータ)

シリンジ法のキットmeetaは一回あたり、600円程度と業界の中でも値段が安いことや、挿入しやすく痛みも発生しづらい、洗練されたデザインのシリンジ法のキットです。

meetaの場合の使い方は次の通りです。

1.目印に合わせホルダーを組み立てる。
2.採精紙カップの中に精液を採取する。
3.採取ができたら、採精紙カップをホルダーに立てかけ5~10分ほど放置し、精液を液状化させる。
4.容器に液状化した精液を流し込み、ピストンを蓋をするように添える。
5.本体を上に向け指で弾き空気を抜く。その後、開口部から精液が見えるまでピストンをゆっくりと押し込む。
6. 楽な体制になり、カテーテルを持ち手の部分まで膣内に挿入し、ゆっくりと精液を注入する。
7.ピストンを押し込み切ったら膣内からゆっくり抜き、精液が垂れてこないように10分程度横になって休む。

これを見ると少し手順が多いように感じるかもしれませんが、丁寧な説明があるためそこまで難しくはありません。解説の動画もあるのでぜひ参考にしてみてください。また、こちらの記事でも詳しい解説がされているので、よければ覗いてみてください。

シリンジ法のキットmeeta(ミータ)が選ばれる理由

このmeetaですが、実はシリンジ法のキット利用者数がNO.1なんです。なぜmeetaがここまで多くの方から選ばれるのでしょうか。

なめらかな流線形の一体型容器

meetaの容器はなめらかな流線形をしています。太すぎず細すぎないためしっかりと膣内に挿入することができます。また、一体型容器という精液の漏れや脱落が起こりにくい作りとなっていて、とても使いやすいです。

適度な長さ

meetaの挿入部分は8センチで、精液の注入に適度な長さになっています。

シリンジ法では容器を膣内に挿入するため、身体への負担を心配される方もいるでしょう。meetaは形状や長さなど使いやすさを追求しているため、子宮口の圧迫などをしっかり軽減することができます。

間口の広い精液採取紙カップ

meetaは女性だけではなく、男性の使いやすさも追求されています。最初に精液を採取する紙カップは間口が広く作られていて、精液が取りやすく、跳ねにくい作りになっています。

このように、meetaは皆さんが使いやすいようにデザインや機能性を追求しており、たくさんの方が使われています。

少しでも興味がある方は、下記より「シリンジ法のキットmeeta」の詳細をご覧ください!
シリンジ法のキットmeetaについてもっとみる

またmeetaを実際に使用した先輩ママ・パパの声をまとめた記事もチェックしてみてくださいね。

※「シリンジ法のキット」は株式会社オンリースタイルの登録商標です。

シリンジ法についてのまとめ

ここまでシリンジ法についてまとめてきましたが、いかがでしたか?

シリンジ法はまだあまり知名度のない妊活のスタイルですが、様々なメリットがあり、費用が安いことや自宅で行えるという点からもこれからさらに注目されるでしょう。また、シリンジ法のキットも使いやすさや安全性、身体への負担の軽減などしっかりと考えられていますし、費用も抑えることができるので試しやすいと思います。

自分の身体に合っているか。メリットはどれくらいあるのかなどぜひ本記事を参考にしてみてください。また、この記事以外にもシリンジ法や妊活についての疑問、詳細についてまとめている記事などもあるので、ぜひ覗いてみてください。

シリンジ法についてのQ&A

Q1.シリンジ法ってなんですか?

シリンジ法とは、男性がマスターベーションで採取した精液をシリンジという針のない注射器のようなものを使って、排卵期に女性の膣内に注入するという方法です。

Q2.シリンジ法のメリットはなんですか?

1.痛みなどがほぼない 2.性交をしなくても妊娠のチャンスが作れる 3.妊活のための性交が苦痛になっているカップルの気持ちを楽にする 4.自宅で誰にも見られず、知られずにトライできる 5.比較的低価格でトライできる

Q3.シリンジ法のデメリットはなんですか?

1.「性交をしなくてもいい」という認識がカップル間に生まれてしまう 2.慣れないとうまく注入できないことがある 3.不潔な手で行うと感染症の原因に

Q4.シリンジ法の成功率をアップさせるためのコツはありますか?

1.産婦人科クリニックなどで検査を受けておく 2.産婦人科クリニックで排卵日予想をしてもらう 3.妊活ゼリーを併用してみる 4.マスターベーションでも精液が採取できない場合は男性専門クリニックに相談 5.翌日に産婦人科クリニックで性交後検査を受けて注入できたかをチェックする

本記事の執筆者

ベビーライフ研究所編集部

ベビーライフ研究所編集部
ベビーライフ研究所では、妊活に取り組む多くのご夫婦に向けたタイミング法キットや栄養補給サプリメント等の商品を取り扱っています。
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本記事の監修者

藤本 彩巴(ふじもと あやは)

藤本 彩巴(ふじもと あやは)
胚培養士。宮城県出身。
山形大学農学部食料生命環境学科卒業。
生殖補助医療胚培養士資格、体外受精コーディネーター資格を取得。生殖細胞の操作以外にも、患者様夫婦とお話をする機会があり、その際、不要な治療を続けているご夫婦が多いことに気がつき、現在は食事・運動・睡眠の見直しを促す発信をしている。不妊治療はあくまでサポートであり、対処療法に過ぎないため、本来の身体の機能を最大限発揮できるようなポイントを、ご本人の生活に寄り添った内容でお届けしている。

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