1. トップ
  2. 妊活お役立ちコラム
  3. シリンジ法
  4. 自宅でできるシリンジ法のコツ。どこまで入れる?どんな体勢がうまくいくの?
#78

自宅でできるシリンジ法のコツ。どこまで入れる?どんな体勢がうまくいくの?

コラムイメージ写真

最近、多くの方が取り組まれている妊活、シリンジ法。

これは、男性がマスターベーションで採取した精液をシリンジという針のない注射器のようなものを使って、排卵期に女性の膣内に注入するという方法です。

シリンジ法は簡単に進めることができるからこそ、その使い方にはコツがあります。

シリンジ法を検討している方や、試してみたもののあまりコツがつかめない方に、そんなシリンジ法のコツをお伝えします。先輩ママの体験談なども必見です!

シリンジ法のコツ

さっそくシリンジ法のコツについていくつか紹介していきます。

まずはシリンジの挿入についてです。

シリンジはどこまで入れればいいの?

シリンジ法において膣に挿入する器具のことを「シリンジ」と言いますが、このシリンジはどこまで入れればいいのでしょうか?結論からお伝えすると、シリンジが自然に奥まで届く範囲が正解です。

といっても具体的にどのくらい?とまだ不安がある方は詳しく見ていきましょう。

まず、シリンジの出っ張りを持ち膣に挿入しますが、この際に膣口に手が触れるくらいでだいたい約8㎝になります。

これは日本人女性の膣の長さが平均で8㎝のため、この手が触れるくらいが大体の目安になっています。

シリンジ法のキットを使われた方からは、精液を子宮口近くまで届けたい、奥まで入れ込みたいとのご意見も頂きます。

ですが、奥まで入れたからといって妊娠率があがるなどの科学的根拠はありませんし、無理に奥まで入れることで子宮口を傷つけてしまう可能性もあります。

そのため、自然に奥まで届く範囲での使用を心掛けましょう。

どんな体勢で入れるといいの?

続いてのコツは、シリンジ法を行う際の体勢についてです。

シリンジ法で精液を注入した際は、横になっていれば基本的にどのような体勢でも大丈夫です。

そのためやりやすい体勢で行ってもらって構いませんが、精液注入後は5分ほど横になって安静にすることをおすすめしてます。

また、子宮が前屈の方は仰向け寝で、子宮が後屈の方はうつぶせ寝がお勧めです。

使用スケジュールのおすすめ

シリンジ法のキットの使用スケジュールは使用回数などによって様々ですが、ここでおすすめのスケジュールをご紹介します。

回数別のおすすめスケジュールは以下の通りです。

ここで大切になってくるポイントは、使用日の前日に禁欲日を設けることです。

これは禁欲日を挟むことで、男性の精液を溜めることができるからです。

最初から複数回こなすのが難しいという方は、排卵日に合わせて1回だけ使用する事から慣れていきましょう。

シリンジ法の注意点

ここで、シリンジ法の注意点についていくつか紹介していきます。

まずは、一般医療機器としてきちんと認可を受けた商品を使う事です。

シリンジ法のキットは体内で使うものです。そのため、製造・保管など衛生管理がわからないものは使用しないようにしましょう。

また、シリンジ法実施後にオリモノに変化があったり、出血があった場合や何かいつもと違う感じがする場合にも医師に相談しましょう。

次が、シリンジ法のキットを使用する際は手をしっかりと洗い、爪を切っておくことです。

これらは基本的なことではありますが、怠ってしまった場合雑菌が膣内に入ってしまったり、膣内を爪で傷つけてしまう可能性がありますので気を付けましょう。

最後が、採取した精液はシリンジで吸い上げやすいように5-10分ほど液状化(液化)した後すぐに使用することです。

精子の運動率は時間とともに落ちてしまいます。そのため、精液採取後は速やかに膣内に入れるようにしましょう。

シリンジ法が向く人・向かない人

シリンジ法には向いている人と逆に向いていない人が存在します。

まず、シリンジ法に向いているのは以下のような場合です。

  • 挿入困難、EDなどにより性交がうまくいかない
  • 疲れがたまっていて性交する気持ちになれない
  • 性交痛がある
  • 性交に対して恐怖や嫌悪感がある
  • 性交が生理的に苦手

それに対してシリンジ法が向いていないのは、身体面で自然妊娠が困難な方です。

例えば男性では、精子の数が少ない場合や、精子の運動率が低い傾向にある方、女性では排卵障害のある方や卵管通過障害のある方です。

そのため、このような症状がないかどうか、シリンジ法を試す前に一度検査を行うことが非常に大切です。

詳しくはこちらをご覧ください。

先輩ママの体験談:私はこう使いました!

ここで、シリンジ法のキットを実際に使われた先輩ママ(30代 女性)の体験談を紹介します。

2人目妊活でシリンジ法のキットを使い始めて6周期目の先月、初めて早期妊娠検査薬の陽性になりました。

~中略~

透明のプラ製紙コップに精液を入れてもらう→トイレで用を足す→傾けてミータで吸い上げる→空気椅子の体制で入る1番奥まで挿入する→そのまま布団へ(子供の真横)→腰下にクッションを敷いて寝てピストン押し出し→挿入したまま10分ほどキープ→ミータ引き抜きそのまま朝まで寝る。

この方法だと精液が全く垂れる事無く挿入できるようになりました。

やはりシリンジ法のキットを使用後は横になって安静にしていることが大切なコツなんですね。

自宅でできるシリンジ法のコツまとめ

シリンジ法は自宅で簡単に試せる方法ですが、それゆえに適切な方法を自身でしっかりと把握し、進める必要があります。

そのため、正しい使い方やコツを事前に知っておくことはとても大切です。

今回紹介したコツだけではなく、医師と相談して自身に合った進め方を見つけて進めていくようにしましょう。

本記事の執筆者

ベビーライフ研究所編集部

ベビーライフ研究所編集部
ベビーライフ研究所では、妊活に取り組む多くのご夫婦に向けたタイミング法キットや栄養補給サプリメント等の商品を取り扱っています。
私たちが長年培ってきた妊活の知識や経験を活かして、より多くの方に正しい情報を発信いたします。

ベビーライフ研究所 公式LINEはこちらから
妊活サポート用品
クーポン随時配信!
公式Instagramを見る

本記事の監修者

小谷 早葉子(こたに さよこ)
医師 西福山病院 女医による婦人科&妊活外来勤務
香川大学医学部卒業 医学博士(岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科卒業
生殖医療専門医 産婦人科専門医 女性ヘルスケア専門医
大学卒業後、岡山大学産科婦人科学教室に入局し、関連病院にて産婦人科全般を幅広く研修。
岡山大学病院、岡山二人クリニックにて専門的な生殖医療、研究に従事した後、産婦人科医の少ない地元で地域医療を担うために現職へ。
幅広い年齢の女性の相談に乗りながら、専門的な不妊治療も行い、福山地区で初となるFT(卵管鏡下卵管形成術)を導入。
現在は、病気の根本原因を知るために分子栄養学を学んだ知識も生かし、Instagramで妊娠しやすい身体作りのための情報発信も行っている。

TOP
TOP